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■ 「家業」を「企業」変身させるマネジメント
マネジメントの国際規格であるISO9001をうまく導入すれば、次のような経営管理の仕組み(マネジメント)を作ることができます。 そして、これは次世代へ事業を承継するための「無形財産」となります。


《取り組み課題》
・経営環境の変化に応じた「経営方針・目標」を設定し、達成のための努力を全員でおこなう
・「顧客満足の向上策によって、新規顧客とリピート購買を増やして売上げを確保する
・問題の再発防止や未然防止、コスト削減などの「改善文化」を社内に定着させる
・重要業務の「手順を標準化」し、製品の質、サービスの質を保証する
・働く人の意欲を上げて、自主的な教育・訓練を通して「能力向上」をはかる
・顧客や社会に対して、自社が一定の品質の製品・サービスを提供できる能力を実証する


【事例紹介】 小さな造園業でのISO9001
 北川造園(石川県小松市)は、家族と親戚のたった4人で造園業を営んでいます。 代表者の北川さんが息子さんに事業のバトンタッチを考えています。 植木や庭づくりの技術は十分継承できる自信はありますが、それだけでは将来も事業が成り立っていけるか不安を感じていました。顧客と業務は、一般家庭の選定作業から、公共工事での公園管理までさまざま。多様な顧客のニースに応えながら、厳しくなる業界内での競争にも耐えていかなければなりません。
 そこで目をつけたのがISO9001。 組織としてのマネジメントの確立と次世代の経営者教育を一度に実施しようと決意したわけです。ISO9001は息子さんが推進役となり、小規模事業者に見合った効率的なマネジメントの仕組みをつくりあげました。その結果、2007年10月には国際認証取得まで達成できました。 「家業」から「企業」への変身の一歩を踏み出しています。



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