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第25回 レクサスLS600hのAWDハイブリッドシステム |
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●V8・5.0L2US-FSE型エンジンの概要 |
●ハイブリッドトランスミッションの概要 |
これはハイブリッドシステム用として新開発されたもので(L110F型)、トランスファー(LF1A型)との結合でAWD化され、2段変速式リダクション機構の採用(GS450hと同じ。自動車技術トレンド第11回参照)で、小型・軽量化を実現し、高い動力性能と低燃費を高次元で両立させた電気式無段変速機です(図2)。 このトランスミッションも騒音を抑えるため、ギアの歯面形状を最適形状とし、歯面や噛み合わせを精密に仕上げ、歯面を徹底的に研磨して精度を向上させています。また最新の音響解析技術を応用して騒音発生源に専用の防音カバーを設定してノイズの低減を図っています。 ハイブリッドトランスミッションは、モーター&ジェネレータ、動力分割機構、2段変速式リダクション機構から構成されています(これらの詳細も第11回参照)。ただしモーター性能は、GS450hに比べて最高出力で18kW増しの165kW、最大トルクで25Nm増しの300Nmとなって、大幅な性能向上を実現しています。 そのほかハイブリッドシステムを構成するパワーコントロールユニット(可変電圧システム。写真4)、Ni-MH(ニッケル水素)バッテリ、回生協調ブレーキも、それぞれに進歩を遂げています。すなわち、パワーコントロールユニットは直流と交流を相互に変換するパワー半導体モジュールの冷却を新構造の両面冷却方式として冷却性能を向上させ小型・高密度化しています。またバッテリは、車室内空気とリアクーラーの冷気を活用した冷却制御で、冷却性能を向上させるとともに小型・高密度化してリアシート後方の荷室スペースに配置しています。さらにこのハイブリッドシステムはAWDを採用しているため、前後輪で回生ブレーキをかけ、油圧ブレーキとの協調制御を行って高い回生効率と、より安定した制動力を確保しています。 |
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●フルタムAWDシステムの概要 |
新開発のフルタイムAWDシステムを採用しており、前後輪に動力を配分するトランスファー(写真5、図3)とトランスファーに内蔵されるセンターディファレンシャルに走行条件に応じて最適な駆動力を自動的かつ瞬時に前後輪に配分する新開発のトルセンLSD(図4)を採用しています。このトルセンLSDは、通常走行時に前後の駆動力配分を後輪寄りの40:60とし、走行状況に応じて50:50または30:70の駆動力配分を瞬時に選択します。 このフルタイムAWDによる優れた走行安定性とAWDに特有のアンダーステアを感じさせない自然なハンドリング特性とVDIM(アクティブステアリング統合制御)を組み合わせることで、より高い予防安全性能と車両安定性を発揮して、あらゆる路面状況においてスムーズな発進・加速・旋回性能と安定感のある走りを実現しています。 なおトランスミッションのシフト操作で運転状況に応じて8段階のエンジンブレーキ力が選択でき、またアクセルの踏込みに対して、より高い応答性が得られるシーケンシャルシフトを設定しています。これによりドライバーの好みや走行状況に応じて3つの走行モード(ノーマル/パワー/スノー)が選択できるモードセレクトも採用しています。 |
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