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VOL.11 見積もりの応用と、見落としがちな部分  No2


このチッピングコートは、いままでは、大変苦労して、塗布していませんでしたか?
わが社でも、一時期大変苦労していました。ですが、最近では、色々な素材や材料、技術により、クリアーされ問題がなくなりました。

材料では、数種類のものを使用し、既存のチッピングコートとの使い分けをしています。具体的には、昔からある、既存の缶スプレータイプのもの(メーカー名は書きませんが)は使用せず、ガーソンの特殊なスプレーガン専用の材料を使用しています。

使い分けで、1液タイプ(ホワイト、ブラック)と2液タイプ(ホワイトのみ)を使用形状により、使い分けています。またわが社では、ヨーロッパの塗料を使用しており、小さな形状のものは、サフェーサーで、通常のガンを使用し、スプレーパターンで形状を作り、塗布しています。

これが結構な形状ができ、チップの粒がなだらかのものは、ほとんどがこの作業で終わってしまいます。サフェーサーですからその後の強制乾燥後に、軽い足付けで塗装作業に移れてしまい、大変な時間短縮になっています。

また今回も、取りとめもなく、だらだらと書いてしまいましたが、この二つの作業の見落としをなくすだけでも、大変に変わってくると思います。合わせて、このような下地作業の重要性に、気づいてくると思います。
ですから、手を抜かず、下から上えといい作業をし、顧客ニーズにあわせ、丁寧な作業をし、次回の受注につながるように、がんばりましょう。


鈴木 一也 氏(鈴木オートサービス代表)


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