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VOL.19  上級向けパテスケールの使い方  VOL. 2

前回の最終章に書かせていただいた、サーフェーサーのスケール引きについて、自分自身も目玉と書きましたが、思いのほか私の仲間などから、もう少し詳しく書けという、要望がありました。そこで今回は、もう少し詳しく、写真付きで、集中的にかかせてもらいます。ただあくまでも、我が社での作業であり、各個々の判断で作業してください。

1. 作業の考え方
まず最初に、この作業の考え方は、鈑金作業の補助の一つとして考えています。
ハンマリングでは、逆に範囲が大きくなってしまうような凹みや、デントでも出きらない部分で、パテを使わなくてもいいような凹みに、(写真1)有効な作業だと思います。

長所として、塗膜を荒らさず且つ旧塗膜を剥離しないで済みます。そのために防錆処理の必要がありません。当然に、サーフェーサーでは取りきれない傷をつけません。

また、パテ研ぎとパテ乾燥の時間をとりませんから、多少の時間短縮にもなります。

写真 1-1


写真 1-2


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