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VOL.21  補修範囲を小さくするための鈑金技法その1

3. 1及び2を使った場合の後処理の方法
上記の方法をしても、出しすぎる場合は多々あります。そんな場合の鉄板の押さえにも、色々な道具を使用します。スタッド溶接機の絞りを使ったりもしますが、基本的には、ピンポイントでハンマーで落とします。使用する道具は、

(1) 竹ひご:これが我が社では、一番使用し、先を尖らせたり、丸めたり、色々な形に加工でき、大変便利です。また適度に弾力もあり、凹ませすぎもあまりありません。そして塗膜をあまり痛めず、場合によっては、無塗装で仕上げられることもあります。
(2) ゴルフのティー:これも竹ひごと同様に使用できますが、これはプラスチックのティーのほうが割れにくく、使いやすいですが、塗膜は確実に痛めます。
(3) ポンチ  従来にあるポンチでもいいですが、これは基本的には鉄であればなんでもOKですが、自分に合った使いやすい長さや、大きさで考えたほうがいいですね。
(3) ポンチ  従来にあるポンチでもいいですが、これは基本的には鉄であればなんでもOKですが、自分に合った使いやすい長さや、大きさで考えたほうがいいですね。

こまごまとした、色々なことを書きましたが、あくまで作業技法の一つです。たたいて上手に作業できるなら、それが一番いいと思います。あくまでも、補修作業範囲を小さくするための技法の一つであり、考え方の一つとして読んでください。


鈴木 一也 氏(鈴木オートサービス代表)



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