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別の種類のエポキシ接着剤(写真5)ですが、切れたバンパーや、変形したものの成型に適しています。使用方法は上記と違い、非常に簡単でパテと同じですが、PPの素材のみ専用のプライマーが必要です。その他はメーカー指定の乾燥時間を遵守すれば、問題がありません。
裏技としては、穴が開いた部分の補修は、裏の部分にファイバーのクロスを貼り、その上に接着材を塗ると、強度が上がります。 |
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ここからは、我が社での使用方法です。
(1) |
アルミパネルの修正での使用
硬いアルミの部分の修理に接着剤を使い、アルミ以外の部材を固定して引き出しなどの作業を行ないます。これにより専用スタッドや、溶接機などを使わなくても、比較的簡単に作業できます。上手に引き出せれば、無理に剥がさず、そのまま成型にもなります。 |
(2) |
例えば、アルミや鉄、鉄やファイバーなどの接合ができ、カスタムカーなどの、オーバーフェンダーの取り付けができます。
以前のような、両面テープでの張り付けなどの、不安定な接合ではなく、完全に固定できるので危なくありません。 |
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以上3項目程度の提案ですが、その他まだまだ色々使用方法があると思います。
プライドの高い鈑金工場としては、なかなか使用しにくいかも知れませんが、使って見ると非常に便利です。あまり使っていない工場では試しに使用してみてはいかがでしょうか。 |
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