上塗りのトップコートは、ほぼすべてのメーカーが塗料のハイソリッド化により、塗料の固形分を多くし、塗り回数の低減化を図り、溶剤分の使用低減化に対応しているようです。
具体的には、我が社で行っていた、1.5回塗りでの仕上げをハイソリッドのクリアーで行うということです。まあこの部分は、小学生でもわかる算数で、単純に普段10の物を三回以上使用していたところを、環境対応にし10を7に減らし尚且つ使用頻度を1.5回にすれば、単純計算でも半分以下になるということでしょうか。
また、水性化クリアーを用意しているメーカーも数社あり、各社ともカルピスのような乳白色の色をしたクリアーを、ベースカラーと同じ要領で使用していました。
私自身も作業をさせてもらいましたが、少し使いづらかったです。理由は、通常の溶剤タイプと違い、目で見てのレベリング(肌ですかね)の確認をしながらの作業ができず、仕上がりの確認をしながらの作業ができないからです
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