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VOL.7 概算見積もりの重要性
2. 見積もりのスピードアップ
次に、重要なのは、スピードです。スピードといっても、見積もり作成そのものの時間を短くする、ということも大変重要ですが、それ以上に入庫や来社してから見積もり着手までの時間を、短くするということが重要です。
見積もり後の入庫の場合は別ですが、入庫後の見積もりは、なるべく短くし、お客さまや、損害保険会社の担当者への提示を、なるべく早くする。私自身も、日々の作業中でなかなかできませんが、出来る限り、入庫後速やかに見積もりを作成しています。
理由は、当然ですが、お客さま(個人、ディーラー、修理業者、その他すべて)への、早い料金提示をし、なるべく早い着工の了承をいただくことです。早い着工の了承を頂くことにより、早いパーツの手配がでるなどで納車時間の短縮にもなり、対お客さまへのCS向上の一環にもなります。結果的に、工場内での循環もよくなり、作業時間の短縮になります。結果好循環で、目に見えるような形で生産性が上がると思います。
 次に、なるべく現車を前にして見積もりをし、付け落ちのない、正確な見積もりの作成をすることで、パーツのご発注や、見落としがなくなり、金額の訂正もなくなります。そして、アジャスター立会い前の料金提示ができ、スムーズな協定の一環にもなります。
よく同業者の方から、忙しくて、なかなか見積もりができない、という声を聞きますが、商売としての基本を忘れてしまっていると思われます。逆に早い見積もりをし、工場内の循環をよくすることで、作業を充実させられ、好結果につながりと思いますよ。ですから最低でも、「入庫の当日見積もり」これが基本だと思います。


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