Motown21トップ技術革新 > 作業現場の智恵
VOL.14 ポリッシングの考えかたについて

2. スケールの選択と使い方
これも、前回にいろいろ書きましたが、最初はゴムや、プラスチックで、できているスケールを、使用したほうがいいと思います。(写真3)

鉄などの硬いスケールを無理に使用すると、最初は必ず、パテの引きすぎを起こしてしまい、パテ盛りを低くし過ぎてしまう傾向があります。それが一番の原因で、皆さんたいていの方々が、道具を投げ出してしまい、使用しなくなってしまうようです。

ですから、最初は、ゴム系のものを使用し、なだらかな形の整形を心がけるようにします。そして、無理に整形をしようとせず、まず、最初のパテ付け時に、整形の土台を作るような感覚で行なって、次に整形の段階に入るというような感覚で、スケール引きを行なってください。

初歩は、このように2段階でもいいですから、なるべく直線的な面と、なだらかなアールで練習すると、必ず上手にいくと思います。

その後に、上手くいくようになってから、鉄系のスケールを使用します。ですが、ここでも必ず、引きすぎの傾向がでるはずですから、2段階でのスケール引きを、心がけてください。

その後、感覚的に手先での、微調整ができてきます。そうなると、スケール引き後の、スケールについたパテで、もう一度スケール引きを行なうような、付け引きが、スケールでできるようになります。

くどいようですが、まず土台作りを行なう感覚、そしてその後に、整形をし、パテ研ぎの時間を短くする。その感覚が必要です。


                                →  1   2  3  4  次ページへ


綣鋍腓 cMOTOWN21 篋絮
236-0046 罔羌絽羃√咲莪決タ5-4-21 TEL:045-790-3037FAX:045-790-3038
Copyright(C) 2005-2006 Tio corporation Ltd., All rights reserved.