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VOL.18  上級向けパテスケールの使い方

ご購読いただいている、読者の皆さんスケールの使い勝手は、いかがでしょうか?
やればやるほど、ツボにはまってしまい、苦労されている方も、大変多いと思われますが、
飽きずに、根気よく、努力と工夫で使用されることで、スケールの技術を自分のものにしてください。
さて今回は、いままで書いた、スケールの上級編として、ポイントを纏めましたので、ご案内いたします。

1. 大きなパネルでの使用方法
使用されている方は、これには大変苦労されていると思われますが、どのようにパテ処理をしているでしょうか。大きなスケールを使用して、一生懸命がんばっている方、スケールでは、このような作業ではスケールで処理せず、従来どおりの、削りこみの作業を行なっている方、等などで色々なケースで作業されていると思われます。

今回の作業は、非常に単純ですが、目からウロコだも思いますよ。
作業は非常に単純で、簡単です。考え方を一度頭の中でリセットして、読んでください。

今までの、小さな範囲でのスケールの使用方法は、一つのスケールを一度で使用して、パテの整形をしていましたが、この作業では、大きな範囲での作業は、非常に大変でした。ですから間逆に、数回に分けて作業をする方法をひらめきました。
作業は簡単で、整形する歪みの範囲の端と端を、まず

・一回、自分ができるスケールで整形します(写真1)。
・そしてそのパテの乾燥後、その間をスケール引きし、全体の整形をします(写真2)。

どうですか、単純ではないですか?極端なたとえでいえば、川の間に、橋げたを二つ作り、それからその間の橋をかける。そんなイメージです。
確かに普通のスケール引きより、多少のヘラめくりができますが、削る時間を考えれば格段に時間短縮になるはずです。
最後に、この作業のミソは、乾燥したパテの上に盛っても、完全に接着できるパテを使用する。この条件だけが、唯一の必要条件です。

作業方法を簡潔に書きます。

(1) 歪みの最大限の片方をスケールでパテ付けする。
(2) 歪みの最大限のもう一つの片方をスケールでパテ付けする。
(3) 両方を乾燥させる。
(4) 乾燥後、足付けをしなければいけないパテの場合は足付けする。
(5) パテ付けした真ん中のパテ付けしていない部分をパテ付けし乾燥させる。
  以上です。


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