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作業現場の智恵   板金塗装編
  自動車メーカーの環境対策と補修パテの関係 
最近の新素材(高張力鋼鈑、超高張力鋼板、アルミパネル、低溶剤型塗料など)で大変な苦労をしていませんか?弊社では悪戦苦闘の連続です。

皆さんの会社では、国産車や外国車に限らず最近の新車の鈑金作業時に鈑金は問題なく作業を行なっているにも関わらず、ナゼか「パテの痩せや歪みが出てしまう」ことがありませんか?

特にドイツの高級メーカーD社の現モデルの1つ前の最上級車や、国内メーカーのT社のバンパーなどに顕著に見られるようです。この2メーカーだけではなく、少なからず他の自動車メーカーも共通のように思えます。

なぜなのでしょうか?
キチンとした材料を使って、従来あるマニュアル通りの作業を行い、塗装時の乾燥も十分に行っているのに・・・・・????

答えは、塗料メーカーや自動車メーカーの環境対策にあるということに、当社では気付きました。どういう事かというと、新車時に塗られている、「焼付け型塗料」が水性や低溶剤型(トヨタ自動車の事例)に変わってきているということです。クリアー層、ベースカラー層、下塗りのような防錆層によっての塗装やサフェーサー、パテの“吸い込み”が違うということです。それが乾燥後の結果として作業直後や納車後日に出てきてしまい、いわれの無いクレームという最悪の事態になってしまいます。


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