際立つ輸入車の伸び率 − 輸入新車、中古車ともに堅調
◆8月度における外国メーカー車の輸入車登録車新車販売台数は15,891台となり、前年同月(14,902台)と比べ6.6%の増加となった。また、1月からの累計は160,241台で前年同期(156,558台)と比べ2.4%の増加となっている。
因みに、国産車の登録台数は246,877台、対前年同月比98.5%であった。国産のマイナス実績に対して、輸入車はプラスとなり、その差は8.1%となった。様々な要因がある中で、BMWやM−Benzなどが行ってきた、セルシオ対策の効果によるものと思われる。国内のセールスマンを感じさせるほどの訪問セールスの展開や店舗の改装などによる積極策が功を奏した感がある。
輸入車軽四輪車新車販売台数は 10台となり、前年同月( 56 台)と比べ 82.1%の減少となった。 また、1月からの累計は 402 台で前年同期(
847台)と比べ 52.5%の減少となっている。軽は低迷が続いている。
メーカー別では、1位はBMW(前年同月比62.9%増:3,414台)となり、4位のBMW MINIとともに今月はアップ。2位がM-Benz(22%増:2,986台)、3位はVW(19.8%減:2,581台)となった。上位3位までの顔ぶれは同じだが、セルシオ対策の強弱が順位にも影響した。
◆輸入車中古車登録台数は 49,396台となり、前年(45,828台)と比べ7.8%の増加となった。
車種別にみると、乗用車合計は46,436台となり
8.6%の増加(内訳は普通乗用車
34,829台は
10.9%の増加、小型乗用車11,607台は
2.2%の増加)となった。
メーカー別では、上位3位までは先月変わらず、1位がM-Benz(11.6%増:9,221台)、2位VW(13.4%増:7,091台)、3位はBMW(9.5%増:6,518台)だった。
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