Motown21トップ技術革新 > 作業現場の智恵

作業現場の智恵   板金塗装編
     VOL.3  応用編 - 損傷したパネルに合わせた作業の変化      

ここでのコツとポイントは、まず鈑金パテを付ける部分の見極めです。
皆さんご存知のように、鈑金パテは旧塗膜には、適合せず、鉄板のみにパテ付けをしなくてはなりません。「Vol 1」に書いた新素材の塗膜に対応するために、極力塗膜の剥離を最小限にしなくてはいけませんので、剥離の範囲をスケールで測定して最大範囲の、9割から8割程度の部分までの、塗膜剥離を行います。(写真1)

そして鈑金パテのスケールでのパテ引きを行います。

ここでも一つ工夫をし、塗膜にパテをかけないようにし、スケールでのパテ引きもパテを取りすぎず、なお且つなるべく研作をしないように、盛り過ぎないようにします。つまり「Vol 2」で書いた凹を埋めるということです。まずここまでが、鈑金パテのスケール引きの要領です。

この部分のスケールワークが上手にいくと、かなりシビアなラインのパネルも、短時間で整形できます。(写真2)そして整形後にサンディングをし、同時に120番のペーパー目が、最大範囲の1〜2cmの部分までに傷が入るように支度をし、次の仕上げ及び中間パテのスケールワークの下準備を同時に作業します。

そして仕上げのスケールワークです。(写真3)これは前号で書いた内容と一緒です。







                                →  1   2  3  4   次ページへ






トップページMOTOWN21とは事業多角化使えるツール集優良会員紹介会員募集メルマガ掲示板

MOTOWN21事務局案内特定商取引法表記プライバシーポリシーサイトマップリンクお問合せ
   MOTOWN21事務局
Email : info@motown21.com
〒236-0046
横浜市金沢区釜利谷西5-4-21
TEL:045-790-3037 FAX:045-790-3038
Copyright(C) 2005 Tio corporation Ltd., All rithts reserved.            Powered by Yoshi Web Service