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作業現場の智恵 板金塗装編
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VOL.3 応用編 - 損傷したパネルに合わせた作業の変化
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もう一つワンポイントとして、こういった場合は、高性能のサーフェーサーとスプレーパテを使用します。
サーフェーサーで抜けない場合にスプレーパテを使用します。これも完全に2液の熱硬化型で、研作が楽なものを使用し、240番〜320番のペーパーのみで仕上げられます。
このスプレーパテを使うことにより、パテの傷と巣穴が完全に「0」になりますし、この後のサーフェーサーの塗膜を薄くすることが出来ます。(写真9 写真10)
サーフェーサーも、2液の熱硬化型で、多少厚もりが出来、伸縮が少ないものを使用します。なお且つ、カラーサーフェーサーであるとベストです。
理由は歴然で、カラーであることによって、ベースカラーの塗装回数を減らせるからです。
以上がスケールワークから仕上げまでの一連の作業です。
前号、前々号にも書きましたが、あくまでも一つの技法です。
各社でもっと素晴らしい効率的な作業もされていると思いますが、一つのヒントとしての提案させていただきました。
次回は「塗装材料費の算出と、管理」について触れたいと思います。
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