さて、ここまでの流れでは触れませんでしたが、次にパテの選択です。前号で書きましたが、一つ掘り下げて復習の意味で書いておきます。
1.損傷範囲が大きく深度がある部 分伸縮が少なく、熱硬化ができ、そりの少ない鈑金パテ(写真4)
2. 1の仕上げやダイレクトにパテをも れる部分伸縮が少なく、熱硬化ができ、そりが少なく、鉄板と塗膜両方に付けられるパテ(写真5)以上二つの組み合わせのみで、ほぼすべての作業が出来ます。
このパテの組み合わせの次に、スケールの選択になります。スケールの選択は色々ありますので、すべては書けませんが、ポイントを書きます。
1. 鈑金パテには、硬さに負けない、反りの少ないスチールのスケール(写真6)
2.仕上げ及び、アールの付いた部位 は、反りが出来なおパテに負けないスケール(写真7)
3. 直線部分やストレートなラインに使う、アングル系のスケール(写真8)
以上3つとパテの組み合わせで、作業のハバがぐっと広がると思います。
しかしこの後のサンディングで凹を取りきれなかったり、旧塗膜を削りきってしまったことなど最初のうちは多々あると思います。
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